初心者がVIPに入るまで


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↑サムネ用

 

こんにちは、ふぉーりばです

 

最近になって著しくVIPに入るまでの難易度が高くなってきたように感じます。

発売初期の頃は「強い技を擦ってたら入れる」「強いキャラ使えば誰でも入れる」

みたいに、あまり難易度が高くないように思われていました。

しかし、発売から一年ほどたった今は状況が全然違っています。

エンジョイ勢はどんどん数が減り、キャラクターの強い技への対策は明確になり、プレイヤーのスキル自体も向上しています。はっきり言って簡単に入れるものではありません。

僕は実際にこの問題にぶちあたって、「誰でも入れるとか嘘やん!!」とか喚きながらずっとプレイしていました。

今は何とか数体のファイターをVIPに入れられています。

僕はVIPに楽に入れた方ではないと思っていますし、色々努力(というと高尚すぎはしますが)をしてきたつもりなので、その経験が誰かの力になればと思い今回記事を書くこととしました。

 

 

 

1.はじめに

※読み飛ばしても大丈夫です

改めて自己紹介から。

僕は今作からスマブラを始めました。

ネットの友人とスマブラをするために、くらいの気楽な考えで。最初は完全にエンジョイ勢だったのでVIPの存在なんかは気にせず友達と専用部屋での対戦ばかりしていました。

真剣にプレイしようとかもっと上手くなりたいとか思い始めて、いわゆる「ガチ勢」になったのは四月からになります。

ゼロスーツサムスパルテナのダブルメインでやっていて、大体世界戦闘力が585万くらい。(12月18日時点)

凡百のプレイヤーではありますが、愛知でたまにオフ大会や対戦会など参加したりしています。(カリスマをよろしくお願いします)

最初ははっきり言って底辺も底辺で、逆VIPと言われるような戦闘力帯もウロウロしていました。

そんな中、友人たちは「俺○体VIP入ったよ!」「俺も昨日○○VIP入れたわ〜」なんて話をしていたり。VIPゼロの僕には遠い話だなと思いながらも少しのコンプレックスを抱えていました。

どうにか僕も入りたいと思い、オンラインマッチへ潜り始めるも全く勝てず。何が駄目なのか全くわからず、友人に相談をしたところ勧められた初心者講座の動画を見始めました。ここから、僕が真剣にVIPを目指すまでに覚えたことを、体験に基づいて書いていこうと思います。

「こうしたらVIPに入れる!」ではなくて、あくまで僕がVIPに入るまでの過程で必要だと思って学んだ考え方やテクニックを書いていく、ということでお願いします。

 

 

 

 

2.最初に覚えたこと

基礎中の基礎にあたる部分です。

それ故に、絶対に身につけるべきことだと思います。

僕はこれらを何一つ知らない状態から始めました。今思えばあまりにも常識的なことですね。

せっかちなので基礎を覚えるというのはあまり好きではないのですが、自分のレベルが低いことは承知していたので嫌々ながら勉強しました。

参考にした動画も添付しますので、ご覧いただければと思います。

 

 

  • 小ジャンプ

https://youtu.be/MTdIz2ZDlro

この動画で僕は「ジャンプって二種類あるんだ…」と初めて認識しました。

スマブラをプレイするにおいて当たり前すぎる行動です。

僕はこの小ジャンプをジャンプボタンを短く押すことで出せるように一週間ほど毎日練習し続けてやっと身につけました。

2つ同時押しで覚えなかった理由は、後々覚える行動で操作が忙しくなってしまい、安定性が欠けてしまうことを友人から教えられたためです。

別に小ジャンプが使えなくても戦えはしますが、自分の行動のバリエーションを増やすためには大事なことです。攻めるの数の多さはすなわちよく言われる手札の多さ。多ければ多いほど強いことは明白なので、絶対に習得すべきことです。

 

 

  • 急降下

始めたての人の多くはなんか知らんけど上位プレイヤーの動きが早すぎる!!と感じると思います。その理由の一つはおそらくこれでしょう。

基本的にスマブラ空中にいると不利なことが多いので、滞空時間を少しでも減らすために必要な操作です。

上手な人はほぼ必ず自分が落下しているときには急降下を入れて早く着地できるようにしていますね。

僕は早く動いたほうがかっこいいくらいにしか思わずに覚えました

 

 

https://youtu.be/Uy6ld9OpRSg

この2つは、僕が最初インクリングを使っていたこともあって重要視していました。

"ステップモーション中はガードができないダッシュ中にはできる"

"ステップは小回りが利く"

"ダッシュよりステップを連打して進む方が速いキャラがいる"

"ステップの姿勢やダッシュの姿勢で攻撃を避けやすかったりする"

最初はそれくらいの認識でした。

プレイを重ねていくうちに、簡単でありながら奥の深い行動だと理解していけます。

 

 

  • 受け身

めちゃくちゃ大事だと思って重点的に練習しました。できるかできないかで大きく勝率が変わって来ると思います。

この基礎動作を知ってまずどういう場面で受け身が必要かを勉強しました。たとえばガノンドロフの横B、ドンキーのリフティング(掴み→前投げの担ぎ上げて移動できるようになるやつ)経由の崖メテオなど。こういうオンラインでよく食らってしまうやつは必ず受け身が取れるようにしたいです。

それ以外にもたくさん使う場面はありますが、こればかりは試合数を重ねて必要な場所を覚えるしかないです。とりあえずここ取らなきゃだめかも!?と思ったときにはシールドボタンを押す癖をつけていきたいですが、先行入力(攻撃などのアクション中に、操作を入力しておくこと)が入ってしまうので空中移動回避の暴発が起きてしまうことに気をつけてください。

 

 

  • ずらし、ベクトル変更

https://youtu.be/HwPj_fUj95s

このシステム自体は無自覚に使ってる人も多いと思います。僕自身もベクトル変更という名称を知らずにできていたのですんなりと覚えることはできました。

ずらしに関しては存在を知っても実行することが難しく思っていて、ひたすら十字爆弾を使ってトレモでずらす練習して「ああ、こういうことなんだなぁ」初めて理解ができました。

ずらし、ベクトル変更の方向や必要な場面はは経験で覚えていくものなので、対戦経験を重ねるなり使い手の人に聞くなりして学んでいきました。

 

 

ここで書いた、本当に本当の基礎だけを身につけて最初はオンラインに潜っていました。使用キャラはパルテナに固めて。

300万をVIPとしたときに90万〜280万あたりをずっとさまよっていました。

はっきり言って全然安定感がありません。上振れで勝ってもう少しで行けるラインまではたどり着くものの、目標にたどり着くことができず。

今思えばあまりにも足りない物が多く、そりゃそうだと思えますが。。

 

 

 

 

3.強くなるために始めたこと

本当に基礎の操作の部分を覚えました。次に何が必要かと考えたときに僕が思いついたのは「コンボ」でした。

なぜ必要か。スマブラは相手を3回撃墜することが大会での勝利条件です。そしてその撃墜の方法は基本的に相手の%を溜めて、撃墜技を当てることがオーソドックスです。(復帰阻止や、勇者のザキとかG&Wのジャッジ9などのやべー技でぽーんとぶっ倒したりもあります)

相手の%を溜めるには単発技を何回も当てるより、コンボによって一回相手に触れて大ダメージを与えたほうがいいことは自明でした。

そのため、まずは大ダメージを安定して稼ぐことができるコンボの練習が必要だと思いました。

ここでは火力を稼ぐコンボを話に挙げましたが、本来コンボにはだいたい3種類あります。

ルキナの下投げ空中上攻撃のようなダメージを稼ぐことが目的のコンボ、ドクターマリオの下投げ下必殺技のような撃墜することが目的のコンボ、インクリングの上投げ空中上攻撃のような序盤のダメージ稼ぎになりつつ、撃墜にも使えるコンボ。キャラによってどれかがあったりなかったりしますが。。

とは言っても最初は自分のキャラにどういうコンボがあるのかなんて全く知りませんでした。そこで。

 

 

  • 自キャラの窓に入る

あまり価値がないように言われていることもありますが僕はそうは思いません。キャラクター固有のテクニックを共有したり、キャラクターの対策を相談したり。コンボや、セットアップなんかも気軽に勉強できます。

最初は「でもこういうところって敷居が高かったり、強い人しか居なさそうだから初心者が入って良いのかな」と思っていましたが、いざ入ってみると自分と同じような初心者もたくさんいますし、強いプレイヤーが相談に乗ってくれることもありました。

また、ここから人脈を広げることもできたり。

キャラクターの基礎を学ぶにおいては最適だと思います。

 

 

  • 対戦動画を見る

強い人の動画や配信などを見始めました。どのようなコンボがあるか、どういった技を主軸に戦うべきか、どうやって撃墜技を通すか、崖や復帰阻止のような特定の場面でどうしているか…

学ぶことばかりです。見ましょう。

なぜこのプレイはここでこのムーブをしたのだろう…なんてことを考えていくのも楽しいし、それが新しい自分の力になるかもしれません

 

 

  • トレモを活用する

基礎のコンボ、自分のキャラの強い動きや技などを窓や動画を見て学びました。それでは実践…の前に。

実際にトレーニングモードを使ってコンボを練習しました。コンボ以外にも、先述した基本動作の練習だったり少し難易度が高い「空ダ」だったり「アタキャン」あたりのテクニックだったり…。

こういったテクニックはやればやるほど成功率は上がっていきます。手に馴染ませる意味でもトレモをやったほうがいいです。絶対。

トレモでできないことを試合で安定させるなんてことはほぼ不可能なのでトレモは大切にしています。

 

 

 

 

4.意識し始めたこと

次に何が大事か考えたときに、

上位勢の"咎める"という言葉に着目しました。

咎めるというと、敵がやってしまった良くない行動を戒めるといった感じが正しいでしょうか。

 

 

  • 反撃の意識

これがまず大事だと思いました。恐らく、誰でもわかることだと思います。しかしながら、上位のプレイヤーと初心者にお

いて大きな差がつく部分だと僕は思っています。

自分の試合のリプレイを見返してみると、相手のミスによる決定的なチャンスを逃していたり、明らかに甘い相手の攻撃に反撃を取れていなかったり、相手の後隙に合った反撃が選べず、逆に相手に攻撃されることがたくさんありました。強いプレイヤーはこの一つ一つを無駄にはしません。

僕はまず"自分のキャラの反撃技"を理解することから始めました。

パルテナを使っていたので、主にガードからは空N、掴み、ガード解除DA。

その場回避からは上強や掴みができる、といったように。

もちろん技によって当てたあとの展開が違ったりしますし、相手のガードに間に合わせることができなかったりするので、相手の攻撃をガードした時にどの反撃手段が次の相手の行動に間に合うかも覚えていかなければなりません。

理想はフレーム表などを見て計算することですが、試合を重ねて覚えていくようにしても問題はないと思います。僕は難しいことがあまり得意ではないので試合を重ねていくことを選びました。

 

 

  • 崖上がり、崖狩りの意識

自分の崖上がりは一辺倒じゃないか?

とても大事なことです。崖狩りの強さはプレイヤーの強さに直結するのではないか、と考えているくらいには崖の展開が大事だと思っています。

例えばシモン、リヒターは崖狩りがかなり強いです。一度崖を掴んでしまえばそこからステージに戻れず1ストック持って行かれるなんてことも当たり前のように起こると思います。

そうならないためにも、相手キャラが使う強い崖のセットアップに対して安全な崖の上がり方であったり、単純なよくある相手の崖待ちに対して自分はどうするかの意識を勉強しました。

基本的に崖の上がり方は

・その場上がり

・攻撃上がり

・回避上がり

・ジャンプ上がり

が主だと思います。細分化するともっとありますが…

最初はこの4つを使い分けることを意識しました。自分の癖として、友人にジャンプ上がりが多いねと指摘をされていたので、一回一回別の行動をすることから。

行動がバラけていると相手はもちろん予測を付けづらいのでこの読み合いに勝ちやすくなります。

逆の立場になったときは、相手の崖上がりの行動で何が一番多いかを見ておくことが大事です。

この人はジャンプ上がりが多いなぁ。その場上がりが多いなあ。

それくらいでも構いません。細かな情報を頼りに相手の行動を予測して大きなリターンを得られる攻撃を当てる。これが読みです。

崖上がりは癖が出やすい場面だと思うので、自分が崖を上がる場面も相手の崖上がりを狩る場面も大事にしていきたいです。

 

 

  • 着地、読み合いの意識

これもまた、自分と上手いプレイヤーとで如実に差が現れているように感じていました。

・かなり上空で移動回避をしている。

・すぐにジャンプを使ってしまうことがある。

・相手に近づきつつ攻撃を当てて着地をしようとしている。

・同じ着地の仕方を何度もしようとしている。

僕は全てが当てはまっていて、これらが原因で負けてしまうことが多かったです。

特に一番最初。おそらく最も良くないことですね。空中移動回避は自分が行動できなくなる時間が長く、相手からすると見てから対処を簡単にできてしまいます。最悪の場合スマッシュなどを当てられて撃墜してしまうこともありました。手癖でついつい…ということがよくありましたが意識して直すようにしました。

また、4つ目に書いてあるように同じ行動を繰り返せば相手に簡単に対処されてしまいますよね。ならば複数個できることを用意して、それぞれを偏って使わないように気をつけつつ行動したらどうでしょうか。相手からすると一回一回やってくることが分からないので対処が難しくなります。

ここで注意すべきだと思ったのは、2,3個目のこと。この2つは絶対にやってはいけないことではないということです。それが正しいかはわかりません🙋

有名なプロプレイヤーのあばだんごさんが「不利な読み合いに強く、空中N回避や空中移動回避、暴れ、ジャンプなど選択肢を散らすことがとても上手」と評価されていることをどこかで聞きました。

読み合いの質を高めることはすぐにできることではありませんが、択を散らして読まれにくくすることなら僕にもできるはず。意識して行動に変化をつけ、相手に読み合いを仕掛て簡単に対処されないようにしました。

 

 

僕はここまで書いたテクニックや気をつけること、やっておくべきことなどを身に着けてやっとVIPに入りました。

 

 

5.強くなるためにやっていること

最後に、僕がVIPという一つの目標にとどまらず、もっと上手くなるために取り組むべきだと思っていることを3つ挙げていこうと思います。

 

  • 同じ動きをしない

オンラインで遭遇する人に「同じことをずっと繰り返している」という人や「一つの技に頼りきりだなあ」と感じる人はいませんか?

そうしている人からすると、それで勝てているから別にいいんだと思います。

僕はそういう人を強いと思いますが、目指している上手い人とは違うなと思っています。

上手い人は、相手が対処しにくい行動をいくつも持っていて、状況にあわせて使い分けることが上手だと思っています。

相手に対応されて、そのまま自分のできることがなくなって負ける。なんてことにならないように日々自分の攻める方法を増やして行くことが僕の大切にしていることです

 

 

ありがたいことに今はネットが普及しているのでいろいろな場所で強い人と関わることができます。

簡単なのは、Twitterで知り合ったり配信者のYouTubeメンバーシップに入ったり。はたまたオフの大会や対戦会に行けば猛者がわんさかいます。

そういったいろいろな場所でたくさんの人と関わって繋がりを増やして、貪欲に知識やアドバイスを求めましょう

強くなる一番簡単な方法だと思います。

僕はメンバーシップにアホほど入っていたので、強くなるためにどこのメンバーシップに入ろうか迷っているみたいな人がいれば聞いていただければ勧めることができます!たぶん😁

 

 

  • とにかく数をこなす

なんと言ってもこれが一番大事です!

ちょいちょい適当にやりたいときだけやるかーみたいな気持ちじゃ絶対に強くはならないので、腐らずにたくさんやりましょう

ただ、何も考えずになあなあでやるのではなくて、一試合一試合良かったこと悪かったこと反省していくことが大切だと思います。

 

 

 

 

6.終わりに

ダラダラ長ったらしく書きましたが如何でしたでしょうか。

本当は11月中に公開しようと思っていましたがポケモンが楽しすぎて今日まで伸びてしまいました😁

↓これはぼくの趣味まるだしの可愛いトレーナーカード
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VIPになかなか入れずに悩んでいる人や、成長が感じられず燻っている方の力に少しでもなりたいと思ってこの記事を書きました。

ここに書いたことが全てではなくて、まだまだ上手くなる方法はいくらでもあると思いますが参考程度にしていただけると嬉しい限りです。

ここまで読んでくださって本当にありがとうございました。

 質問等あれば答えたいと思っていますので、@4_libaのDMのほうへお気軽にどうぞ。